愛知調剤に是非来てほしい人材は地域の方々から重宝される薬局を築くことができる人、一緒に働く仲間たちに良い影響を与えることができる人です。

林雅人/代表取締役社長

私は、薬剤師は接客業だと思っています。接客業であれば、お客様に良いサービスを提供し、気持ちよく帰っていただき、「心地良いな、また来たいな」と感じていただけるよう努めるのがスキルとして求められます。処方箋をただこなすのではなく、患者さまの暮らしに寄り添い、重宝される存在となれるよう接客を大切にするのは、これからの薬剤師にとって欠かせない能力であると考えています。私自身、本部を兼任しながら管理薬剤師をしております。疾患や症状だけでなく、患者さまの家族構成、職業、生活背景や健康面での悩みなどを、服薬指導を通じて伺います。以降も、これまでのお話をベースに会話をするよう心がけています。
このような考え方に至ったのは、ある患者さまとの出会いがあったからです。その患者さまは透析を受けていらっしゃる方で、足も悪くされていたので、薬の配達に週に何度かご自宅まで伺っていました。2年近く関わっていたのですが、60代で突然亡くなってしまいました。

ご家族からその報せを受けた時、もう少しアプローチできたんじゃないか、と後悔の念が湧いてきました。思い返せば配達に伺った際は、ご家族が対応されていても、足を引きずりながら玄関までいらしてくださり、私を出迎えてくださる患者さまでした。可能な限りお話を聞いていたつもりでしたが、患者さまが望んでいたのは薬剤師と患者ではなく、人と人との関わりだったのではないかと思うのです。患者さまが望んでいることは何かを真摯に考え、全力投球できる薬剤師が在籍している。そんな、地域の患者さまから重宝される調剤薬局を増やしていきたいと考えています。
そのためには、私たちの考え方・目指す姿に共感してくださる仲間を増やすことが欠かせません。一個人ではなく同じ会社で働く仲間ですから、互いにいい影響を与え合い、一緒に成長していける風土が重要だと考えています。この文章を読んでくださり、心に響くものがあったなら、一度お話させていただければ幸いです。

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